2016年6月15日水曜日

Tsukayuパニアケースを取付けてから気づいたことなど

Boulevard C90に車体カラーのパニアケースを付けたい!(取付け&所感編)

Boulevard C90に車体カラーのパニアケースを付けたい!(購入編)から随分間が空いてしまいましたが、Tsukayuパニアの取付け方法&使用感、付けて初めてわかる困ったことなどをお伝えしたいと思います。
※バックデートでの書き込みです。

TsukayuHardSaddlebags on BoulevardC90

塗装込WebオーダーのTsukayuパニアケースは無事到着!...が関税支払い有りです

香港からの出荷で少々心配もしましたが、無事到着しました。海外の購入者ブログなどを見ていて想定はしていましたが、バッチリ税関で内容チェックされ関税も徴収されました
ダンボールには「税関で一度開けて再梱包しましたよ」の印。












梱包材にもカッターで開けた形跡あり。

自宅までの最終配送業者は日本郵政でしたが、受け取り時その場で関税の徴収がありました。ちなみに今回は3,100円也。

オプションパーツは自分で穴あけ加工が必要です

自分がTsukayuでオーダーしたのは「Bike Specific "Strong" Hardbags kit(バイク型式に合ったステー等がセット)+「Bag Guards for Strong(パニア外側の)」で した。後ほど書きますがこのパニア、元々はバイク型式にあまり依存しない形状をしています。

バイク型式指定をした場合、何も考えず「付属のステーとパニアでポン付けできる」状態で届きます(バイクに合わせてパニア側の最適な箇所にボルト穴が空いている)。逆に言えば、最初からボルト穴を自分で空けれる人にとっては、バイク型式指定せず汎用品状態でオーダーし、好きなポジションで取付けられるとも言えます(ただ、パニアが丸い構造なので、位置決めには相当苦労すると思います)。












Tsukayu HardSaddlebag installation
先にバッグ&マウントステーの取り付けイメージ図(汚い手書きで申し訳ない)を載せますね。
ステーは片側2つ。リアフェンダー側はボルト1箇所で取り付ける構造です(なので角度は自由自在)。
パニア側のボルト穴は2箇所あります。バイク型式指定でオーダーすると、この2×2箇所の穴が空けられた状態で届きます。

オプションパーツ(バッグガード、ラゲッジラック)を一緒にオーダーした場合、取り付け用の穴は自分で空ける必要があります
自分の場合「Bag Guards for Strong」を自分で取り付ける必要があります。

Adding Bag Guards on TsukayuHardSaddlebags
ガムテープ等で確認しながら、穴あけ箇所の位置決めを行います。

パニアケースの素材はグラスファイバーです(ABSバージョンのものもあります)。電動ドリルを使用すれば、穴開けは非常に簡単です。
自分は、金属穴あけもできるドリル&を使っています(BoulevardC90 選択肢の少ないメッキパーツをオーダー輸入【購入編】でも使用)。

大きさ・使用感など

Tsukayuパニアを使い始めてから、約1年ほど経ちます(ペイントもオーダーしていたため、最初の頃はケース内部が塗料臭かったですが...)。

とにかくたくさん入ります
レインウェア(上下)、ブーツカバー、基本的な工具類(スパナセット、六角レンチセット、ドライバー類、ボンド、ビニールテープ、メタルパテなど応急処置用等)、洗車グッズ(バイクシャンプー、クロス類)、ボックスティッシュにウェットティッシュ(筒型の大きなもの)などなど。常時入れっぱなしで、まだ全体の容量の半分ほどでしょうか(やろうと思えば片側に全部詰められる)。

ヘルメットは入らないと思っておいた方が良いです。耳あてなしの半キャップなら入りそうですが、自分の使っているMOMOヘルメット(ファイター)などは入りません。

フェルトっぽい内装が貼られているので、ビン類などを入れても大丈夫です(もちろんパニアの中でゴロゴロ転がらないようにすべきですが)。
Inside TsukayuHardSaddlebags
パニアケースを開けると中身はこんな感じです。
何よりバイクのお尻が大きくなり、見た目に迫力満点になります。
↓この角度からの写真はお気に入りです。
Boulevard C90 with Tsukayu Strong Hard Bags
Boulevard C90 with Tsukayu Strong Hard Bags (in Lake Saiko Japan)
すり抜けは...冷や汗モノです。が、ブルバードC90はそもそもハンドル幅が1mほどあり、両バッグの幅はそれより狭いです。直進している限り、手元の幅を見誤らなければ問題は無いでしょう。

困るのがクランク。教習所のクランク...このバイクで通れる自信無いかも。。
日常、そのような通路を走ることは皆無ですが、駐車場の出し入れではありえます。狭いクランク状の駐車場をバックで出すのは結構たいへんです。

Tsukayuパニアを買ってわかった困る(かもしれない)こと

取り付けてみて初めてわかることがあります。それは他のカスタムパーツとの干渉です。

まず...パニアの「蓋が前方向(長辺)に開く」ことに注意です。実例を見ていただいた方が分かりやすいと思います。
Tsukayuパニアは前方向に開きます(→パッセンジャーグラブレールと干渉の図)
写真は、ハーレー用のパッセンジャーグラブレールを取り付けようと仮組みしていた時のものです。蓋が横(バイク両外側)方向に開くのであれば恐らく干渉しませんが、前方向に開くため見事に干渉します。
他にも、ハーレースタイルのオーディオ付ツアーパック(トップケース)などを付ける際にも干渉に注意かもしれませんね。「Tsukayuパニアの上部には広いスペースが必要」ということです。


まだあります。「パニアの前面が意外と邪魔」です。こちらも実例を。
リア側バンパーガード&デグナーサドルバッグ装着(上) / Tsukayuパニア装着(下)
パニアを横から見ると平行四辺形の様な形をしています。この前面の出っ張りが意外と邪魔なのです。パニアを付ける前はリア側にもエンジンガードを付けていたのですが、パニア前面が取り付けボルト位置と完全に被ってしまい、リアエンジンガードとの共存は不可能ということになりました。

カスタムパーツとの干渉だけではありません。同じく前面の出っ張りが邪魔で、「パッセンジャーのふくらはぎにやや干渉」する可能性があります(パッセンジャーペグの位置とパニア前面の位置関係をよくご覧ください)。パニアの幅もあるのでパッセンジャーの乗り降り自体たいへんですが...。


それでも、私は車体カラーに合わせたこのパニア。とてもとても気に入っています^^。

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