2016年6月23日木曜日

バイク適合パーツの海外検索&輸入方法①【検索編】

我流:イントルーダークラシック400/1500(ブルバードC90)の、海外パーツ取り寄せ方法いろいろまとめ


今回は、国産クルーザーに「ポン付け」できるカスタムパーツ/アクセサリの探し方まとめです。
記載は自分のバイク(イントルーダークラシック)の例ですが、ドラッグスター、バルカン辺りにも応用できると思います。
Boulevard C90 with Tsukayu batwing fairing & Saddle bags etc
Boulevard C90 with Tsukayu batwing fairing & Saddle bags etc
海外から取り寄せたポン付けパーツのみでここまで来たブルバードC90(2016年6月 西湖にて)

①【準備】 自分のバイクの海外販売状況、海外での呼称を知るべし


以前も書きましたが、イントルーダークラシック400のボディは800と同じです。もちろんエンジンが違うので、細かなところで違いはあるのでしょうが、基本は800のボディに400のエンジンを積んでいると考えて良いと思います。

なので、800用のアクセサリは400に適用できる(可能性が非常に高い)。

そこで第1の疑問:
「ん?400用のパーツ、国内で普通に売られてるんじゃないの?」 確かに、間違っていません。

ただ、YAMAHAのドラッグスター等と比較してマイナーな(販売台数の少ない)イントルーダークラシック用のパーツはやはりバリエーションに乏しいのが実情です。そして2016年、とうとうイントルーダークラシック400の生産終了が発表されてしまいました。
既に乗られている方にとって、今後国内ではますますカスタムパーツの入手が困難になるということです。

次に第2の疑問:
「なぜ400じゃなく800にこだわるの?」
まず、イントルーダークラシックの、海外も含めた販売状況を知っていただく必要があると思います。

Wikipedia内容よりまとめると...
◯VL400 イントルーダークラシック(400cc)
・国内販売のみ。2001~2015年(生産終了)。

◯VL800 イントルーダークラシック(800cc)
・国内販売は2001~2004年(国内販売終了)。
・海外販売あり。名称はVL800 Intruder Volusia(2001~2004年)。2005年以降はVL800 Boulevard C90と名前を変えて継続販売。

つまり、ボディが同じ800ccにまで対象を広げると、「海外で」「今でも」パーツを作っているメーカーがあるということになります。400向けの国内パーツと比べ物にならないバリエーションが期待できます。

※ちなみに、現在ワタシが乗っているBoulevard C90は逆輸入車なので、最初から海外パーツに頼ることになるのですが...。国内でVL1500イントルーダーLC(1500cc)として1997~2000年に販売されていた経緯があります(海外ではVL1500 Intruder LC:1997~2004年)。逆にこれらに乗っている方にとっては現在のBoulevard C90用パーツが適合する可能性があります。


さて。
イントルーダークラシック400の海外パーツを探す場合、この「VL800」という名称が検索の手がかりになります。自分のバイクの年式が2001~2004ならば「VL800 Intruder Volusia」、2005年以降なら「VL800 Boulevard C50」です。

※余談ですが。日本のSUZUKIのバイクラインナップにも「イントルーダー(クラシック)」と「ブルバード」があり、少々混乱の元です。
・日本のブルバード(後期型) → 海外のBoulevard 「M」シリーズ(M50、M90、M109)。
・日本のイントルーダークラシック(後期型) → 海外のBoulevard 「C」シリーズ(C50、C90、C109)。
というイメージです。50、90、109はシリンダーのキュービックインチサイズでそれぞれ日本で言う所の800cc、1500cc、1800ccです。


SUZUKI以外のバイクの場合...
詳細を調べてはいませんが、海外販売モデルはあると思います。
各社海外サイト(SUZUKI USサイトYAMAHA USサイトKAWASAKI USサイトHONDA USサイト)を見ると、海外での現行販売車種の有無がわかります。また、ここに載っていなくても過去に海外で販売されていたかもしれません。この辺りは、Wikipedia(英語サイト)に記載があるかどうかがポイントでしょうね。

②【適合パーツ探し】 押さえたいのは「パーツメーカー名とパーツ番号」探すことと買うことは別で考えて良い

自分のバイクに合うヤッコカウルが欲しい!シーシーバーが欲しい!など、欲しいパーツが決まっている時は普通にGoogle検索でも良いかもしれません(最初に画像検索から入るのがオススメ)。
ただ、「ヤッコカウルって英語で何て言うんだ?」と詰まってしまうかもしれませんね。

代表的なポン付けパーツの英語名称は以下の様な感じです。
・エンジンガード → engine guard / highway bars / crash bars
・ヤッコカウル → batwing fairing / phantom fairing / または単にfairing
・シーシーバー → sissy bars
・パニアケース → hard saddle bag
・フォグランプ → spot Light / fog light
・フェンダートリム → fender trim
・マフラー → exhaust


逆に、「自分のバイクに合う海外パーツ、一体どんなのがあるんだ?」
...こういう時は、車種を指定してカタログの様にパーツを眺めるのも良いかもしれません。

米国Amazon.com









ページ左上の「Departments」→「Automotive & Industrial」→「Motorcycle & Powersports」と辿ってリンクをクリックすると、バイク用品ページへ移動します。








ページ上部の「Filter by vehicle」で車種を指定します。「Year」メニュでは「Motorcycles & Scooters」と年式を指定、「Make」メニューでメーカーを指定、「Model」メニューでバイク名を指定します。Filter Resultsボタンを押すと、適合パーツのみリストアップされます。









ただ、このままだと掲載量が多すぎるため、検索結果に更にフィルタをかけてゆきます。ページ左の「Parts」をクリック。するとメニューが「Body & Frame Parts」「Exhaust」...などと変わり、絞り込んでゆくことができます。











「Body & Frame Parts」→「Windshield Hardware」と絞り込んだ所です。イントルーダークラシック800(400)に付けられるウインドシールドがでてきます。右下にヤッコカウルもありますね。




ヤッコカウルの詳細ページを表示したところです。商品が気になったら、パーツメーカー名とパーツ番号をメモしましょう。海外からのパーツ取り寄せではこの2つがとても大事です。
Amazonで言えば「Brand」がパーツメーカー名、「Manufacture Part Number」がパーツ番号です。Manufacturer Part Numberは、メーカーが定めたパーツ番号で、パーツの色違いなども含め必ず1製品に1つ番号が割り振られています。


Amazon以外でも車種を指定してカタログを眺めるようにパーツを探すことはできます。
Cruiser Customizing.com
Accessories International(ここで2回パーツ購入をしたことがあります)
他にもこのようなサイトはたくさんありますが、どこもページトップでバイクメーカーや年式、名称を指定してパーツを探せるようになっています。


また、著名どころのパーツメーカーサイトもバイク名によるフィルタに対応しています。
Cobra(マフラー、シーシーバー、フォグランプなど)
Kryakyn(メッキパーツが充実)
National Cycle(ウインドシールド、メッキパーツなど)
MC Enterprises(エンジンガード、シーシーバー、メッキパーツなど)
Vance&Hines(マフラー)
Mustang(シート)
Saddlemen(シート)
Menphis Shades(ウインドシールド、ヤッコカウル)
Tsukayu(パニアケース、ヤッコカウル、オーディオ付カウル、トップケース)


どんな探し方もありですが、「気になるパーツがあったら、パーツメーカー名とパーツ番号をメモする」ことを忘れずに。購入は、これらの情報を元に一番安そうなサイトで買えばよいのですから。

次回、実際の海外パーツ購入編へ続きます。

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