2017年8月21日月曜日

デジカメと、ちょっと自作の小ネタ3つ(主にNikon1 J5)

カメラと写真に関するテーマは「平日写真++」ブログへ集めることにしました。興味のある方は是非のぞいてみてください

関東では雨が続く2017年の8月...
ツーリングにも出られず、カメラへの散財でバイクカスタムも気乗りしない今日このごろ。ブログ内容もカメラネタが続いてしまいます。本日は小ネタを3つほど。
Nikon1J5 + 1Nikkor70-300mm
液晶画面での撮影は便利なのですが...(Nikon1 J5)



小ネタ①
液晶モニタしかないデジカメで、ファインダー撮影の様にじっくり狙って撮影したい!


コンデジやミラーレス一眼にはファインダー(覗き窓)がありません。替わりに液晶モニタが付いています。

以前の投稿で「コンデジからミラーレス一眼へ変えるとファインダーが欲しくなった」と書きました

Before:取り敢えず画角にバイクが収まっていればOKじゃない?
 ↓
After:じっくり狙ってバイクを撮りたくなった

という「気持ちの変化」が要因です。なので今ではコンデジでもじっくりファインダーで覗いて撮りたい気分です。

ただ、元々ファインダーの無いカメラに後付けできるファインダーなどあるわけ無く(一部の機種では、電子式のファインダーがオプションで売られているものもあるようですが)...。

平ゴムで着脱容易にした液晶モニタールーペ
液晶モニタールーペ:ラバー製のフードにレンズを付けただけのシンプルな構造...
DIY平ゴムで着脱容易にしています
最初は、明るい陽の光の下で液晶が反射するから見にくい?⇒ナビの日除けを作ったように、液晶モニタ用サンシェードを自作すれば良いか?などと考えていたのですが、イメージが膨らまず頓挫しました。

...そんな中、調べているとこの世には「液晶モニタールーペ」なるものが存在することを知りました。要は「周囲の光を遮るフード付の虫眼鏡で液晶を覆ってしまう」という、なんとも原始的で分かりやすい品物です。


そんなの、手のひらで液晶を覆ってしまえばいいんじゃないの?と半信半疑だったのですが、試しに家電量販店で実物を手持ちのスマホのカメラ画面に当てて覗いてみると、、、これがなんとも画面に集中できることかっ!狙ってる感が違う。

液晶モニタールーペは、液晶画面のサイズや、折りたたみ可否などで幾つかのラインナップがあるようですが、取り敢えず液晶画面のサイズだけ手持ちのカメラに合うものを早速購入しました。
デジカメ液晶画面は、集中して見るには辛いものがある
いつもの液晶画面。詳細は見れず照り返しも大きい。詳細を見ようにも近すぎると目にツライ。
こんなものだと思っていましたが...


液晶モニタールーペでデジカメ液晶画面も集中して見やすく
液晶モニタールーペで覗くと...撮ろうとしている画だけに集中できることがわかります。
「ちょっと遠くに液晶画面が大写しになっているような感覚です。




Nikon1 J5の液晶モニタは「3型TFT」なので、対応サイズ3インチの「液晶モニタールーペ モニタリングPRO2 BPB-502(ユーエヌ)」を購入。手持ちのコンデジ(CASIO EXILIM EX-ZR1600)の液晶サイズも3型なのでこちらにも使えそうです。


小ネタ②
チルト式液晶のデジカメに液晶モニタールーペを簡単脱着させたいっ!


さてこの液晶モニタールーペなのですが、液晶画面のサイズと合っていればどんなカメラでも使える代わりに、カメラへの取り付け方法も原始的です。冊子の「とじ紐」の様な紐が付属しており、これでカメラにぐるぐる巻きに縛り付けることになります。うーん、面倒くさい。。加えて、カメラ自体に縛り付けてしまうとせっかくのチルト式液晶が使えなくなってしまいます。何とかならないものか。

答えは簡単。紐ではなく平ゴムを使って、カメラではなくチルト式液晶に引っ掛けるようにすれば良いのです。イメージは麦わら帽子なんかに付いているようなあご紐ゴム。近所のユザワヤでお安く購入できました。

液晶モニタールーペを平ゴムでコンデジに装着
チルト式液晶でない場合はカメラ本体に平ゴムをひっかけて使います。(SONY Cyber-shot DSC-WX170)

液晶モニタールーペを平ゴムでコンデジに装着
チルト式の場合は液晶画面にゴムを引っ掛けます。(CASIO EX-ZR-1600)

平ゴムなので厚みが無く、モニタールーペを取り付けたまま液晶を開閉できます。付け外しも素早くできます。なんと簡単な工作だこと。


SUZUKI Boulevard C90 Intruder C1500 with Tsukayu fairing&Hard Saddlebags
液晶モニタールーペ付でテスト撮影:特に何もない駐車場だったので、背景は大きくぼかして、ついでに右下隅に前ボケも入れてみたり。モニタールーペのおかげで、周囲が明るくてもじっくり狙って撮影できました。



小ネタ③
三脚への座りが悪いレンズでカメラに「おじぎ」をさせたくないっ


Nikon1 J5に高倍率レンズ1Nikkor10-100mm PD-ZOOMを装着
Nikon1 J5に高倍率レンズ1Nikkor10-100mm PD-ZOOMを装着
レンズに三脚座が無く、カメラ本体を三脚へ固定すると...前が重くて落ち着きません。

重くて長いレンズをカメラに付け、カメラ本体を三脚に固定するといろいろと良くないことがあるようです。重心が三脚への固定位置よりも随分前へと移ってしまうため、レンズが下向きにズレてきたり三脚が倒れてしまったり...レンズとカメラの接合部にも負荷がかかって良くないようです。

そのような場合、通常はレンズの方に三脚ネジ穴のあいた三脚座というパーツが付いていて、カメラ本体ではなくレンズの方を三脚へ固定することになります。

...ですが、Nikon1用レンズの内、レンズが重いのに三脚座の無いものがあります。
自分の手持ちレンズだと「1 Nikkor VR 10-100mm PD-ZOOM」高倍率レンズ。
レンズに三脚座が無いということは、設計上これで問題無いということなのでしょうが、カメラを三脚へ固定して実際に使ってみるとなんとも不安な感じ...。

1Nikkor10-100mm PD-ZOOM用 自作三脚座という訳で、三脚座の無いレンズ用の三脚座を自作しました。
東急ハンズで適当なステーとクッション材を買ってきて組み合わせただけの簡単なものです。バイク乗り的には何も難しくない工作かも。
ドリルでいくつか穴を空けています。





1Nikkor10-100mm PD-ZOOM用 自作三脚座



直線板状のステーの両端でカメラ本体とレンズの2点を支え、ステー中央付近を三脚へ固定することで安定させる作戦です。


重心位置に三脚がくることで安定させることができました。











こんな方法も発見

調子よく使っていた自作三脚座ですが、同じく重い別のレンズではまた微妙にバランスが悪く...。

Nikon1 J5に超望遠レンズ1Nikkor70-300mm(沈胴時)を装着



具体的には、1 NIKKOR VR 70-300mm という超望遠レンズで発生。このレンズ、別売りの三脚座があり、ズームしていない状態(広角端)では問題なく安定するのですが...








Nikon1 J5に超望遠レンズ1Nikkor70-300mm(テレ端)を装着






ズームを伸ばした状態だと重心が前に移動してしまいます。


ズームで変わる重心位置に合わせて簡単に三脚取り付け位置を変えられる仕組みはないものか。







というわけで、少し探して見つけたものがこちら。マクロ撮影で使用するためのレールスライダーなるもののようです。
格安レールスライダーで思いレンズのおじぎを解消
拙者撮影で、被写体とカメラの距離を微調整させるためのツマミがついています(奥側)
格安レールスライダーで思いレンズのおじぎを解消
レールスライダーのツマミを回せば簡単にカメラ位置をずらすことができます。
格安レールスライダーで思いレンズのおじぎを解消




三脚に対してカメラ位置を変えたいという目的は同じなので、これで目的達成できてしまいました。

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