Tsukayuパニアケースを塗装も含めてオーダー輸入

Boulevard C90に車体カラーのパニアケースを付けたい！（購入編）

Tsukayu Strong Hard Saddlebags for Boulevard C90

Tsukayuパニアケース【購入編】です。【取付け＆所感編】はこちらへ。

パニアケース...以前イントルーダークラシック（400）に乗っていた時から憧れていました。積載性も去ることながら、車格（大きさ）の印象が大きく変わります。

さて、Boulevard C90に付けられるパニアケースはあるのでしょうか。ネットで色々と探しました。

1.アメリカンドリームス ツーリングBOX

まずは身近な国内品から。イントルーダー１５００ＬＣ装着例が載っています。ペイントもオーダーできるようです。後ろから見た写真だと、ちょっと横幅が狭めかな。車体とパニアとの隙間も若干気になります。

2.Saddlemanいろいろ

パニアケースというよりは、黒のサドルバッグですね。C90用もあるようですが、ちょっとイメージと違いました。

3.National Cycleパニアケース

それっぽいパニアケースが見つかりました。リフレクターの色が赤のものとオレンジのものがあるようです。でも、色は黒のみ。自分で塗装しないといけないですね。

4.Viking Bags パニアケース

National Cycleに非常によく似ていますが...こんなのもありました。塗装は自分でやることになりそう。National Cycleよりも安かったので、塗装のことは諦めて購入へ進もうとすると...。なんとこのサイト、日本への発送に対応していない。。。


初心に返って、Parts Online Shopのサイトを覗いていると...。
Tsukayuという所が何やら迫力のあるパニアケースを作っている様子。未塗装またはブラックでオーダーができるようです。車体カラーにするためには、やはり自分で塗装する必要があるのか...。と思って本家のサイトを探してみると...。

5.Tsukayuパニアケース
Tsukayuサイトではメーカー、バイク名を指定して適合パーツを一覧表示することができます。Suzuki Boulevard C90を指定すると、出てくる出てくる...。ヤッコカウルも作っているようです。

"Strong" hard saddlebags

Quick Release "Strong" hard saddlebags

"Jumbo Strong" hard saddlebags

"Patrol" hard saddlebags

"Coner" hard saddlebags

Jumboのサンプル写真...自分のバイクと同一カラーの車体です。青／黒にカラーリングされたこのパニアケースに一目惚れです。バッグガードも付いている。

それにしても、どれも車体カラーに合わせてペイントされたサンプル写真。もしや、ペイントもオーダーできるのか？...ありました。

オーダー画面の下の方、

Single Tone Factory Color Matchingとあり、One Part または Two Part Color Matchingの指定が出来る様子。色は「Color-Rite paint code」というコードで指定します。右側にある色相環をクリックすると、colorrite.comというサイトへ飛びます。バイクメーカー各社のペイントコードを調べることができるようです。

「Motorcycle Paint」⇒「2005（年式）」⇒「Suzuki（メーカー）」⇒「C90 Boulevard...」と指定して検索すると、自分のバイクの車体カラーコードが分かりました。

4色表示されていますが、「Used on Black/Blue Two-Tone」と書かれているモデルが該当するので、青は「YBA」黒が「YAY」が指定すべきコードのようです。

しかし...。

Ttukayuのサイトで2色をどう指定して良いかわからず...。

2色ペイントオーダーの場合、「Top and Base paint code」の2つを指定するようです。トップとベースって...「"Jumbo Strong" hard saddlebags」サンプル写真の様に、サイドを青（YBA）、蓋の部分を黒（YAY）にしたい場合どう書けばいいの？蓋がトップでYAYという解釈で良い？

さらに...ColorRiteのサイトをよく読むと、「Some colors require a base color to create a special color effect. This is called a "TriCoat" which is Base + Top + Clearcoat.」なんていう記述もある。ベースカラーとトップカラーとクリアーコートの3つを使ったトライカラーという特殊な色もあります...という意味でしょうが。。「トップ」と「ベース」がこの意味なら、青（YBA）を塗った上に黒（YAY）を重ねた中途半端な色になるのかも（さすがにTsukayuサイトでははっきりと「Two Part Color Matching」と書かれているので、混色することなくきちんと2箇所塗ってくれるのでしょうが...。それにしてもサイドが黒、蓋が青という狙いと異なる色合いにされては困る...。

ということで、ここは無難に青一色の「One Part Color Matching」でYBAを指定することにしました。

ちなみに、色コード指定のためのColorRite。

当然なのかも知れませんが米国で販売されているバイクでしか検索できないようです。国産メーカーのバイクの多くは排気量大きめで北米仕様の販売があるのでボディカラーも同一かもしれませんが、もし日本オリジナルの色仕様なら検索できないと思われます。

さて、オーダー内容はこんな感じです。

①Fiberglass version-Bike Specific Strong Hardbags Kit(Ready to paint) $544

②Bag guards for Strong Hardbags $150

③One Part Color Matching $ 350

①サンプルであったJumboではなく、普通のhard saddlebagsにしました。Jumboはさらに横幅が広いらしく、クランク状で入り口が狭い我が家の駐輪場出し入れに不安があったからです。また、ペイントをオーダーする場合は（Gloss Black Painted）ではなく（Ready to Paint）を選ぶ必要があります。

②パニアケース保護用のメッキレール（オプション）です。駐輪場への出し入れでパニアの塗装が剥げたりしないようにオーダー。

③塗装のオーダーです。本体$544に対して$350...高いよ。。。

トータルで$1,104...。オーダーした2015年6月現在の為替は1$=124円程で円安。カード会社はこれに恐ろしい程の変換レートを乗せてくるので結果14万円ほどになります。10万は覚悟していたけど高いよ。。。

でもオーダーしました。いろいろ探して見つけたものですからね。

長々と書いてきましたが。

ここで、日本人がTsukayuパニア購入で知っておくべきことを書いておきます。

1.中国工場製です。

自分は出荷メールが届いた後に知りました。

サイトを見ていると、金額もUS＄だしサンプル写真もアメリカっぽいし、どう見ても北米で作っているように見えますが違います。自分の場合は香港から出荷されました。

オーダー画面で発送先US$60、Japan$60と書いてあったので変な感じはしましたが。。

2.納期がめっちゃ長いです。

受注生産らしく、納期が長いです。オーダー後に届いたメールには、発送までに2-6週間というものすごくアバウトな表記が。ペイントオーダーすると更に延びるとも書いてありました。自分の場合は約4週間で届きましたが、クレジットカードへの請求はオーダー後数日で発生するので不安になります。「え？モノが届いてないのに先に引き落とされるの？」アメリカのフォーラムでは「米国企業を名乗ってる？」「Paypal保証期間が切れてから物が届く」など書かれています。

3.でも（自分の場合は）全く問題の無い製品が届きました。

もしかすると個体差はあるのかも知れません。でも、自分の場合は望んだ通りのものが届きました。ものもしっかりしていると思います。

いかがでしょうか。Tsukayu パニアケース on Boulevard C90。

1色カラー指定なので、後ろから見たフェンダー（黒）との違いはありますが...。

ページトップに載せた写真の様に、車体の青とはマッチングしています。

パニアと車体の間に殆ど隙間がないのも、車体専用設計みたいでいい感じだと思います。