2015年5月9日土曜日

iPad mini(Wifi)をナビにして気づいた小ネタあれこれ

今回は、ゴールデンウィーク明けの小休止で、iPad miniナビ関連の小ネタを書くことにします。


1.ケースに入れて固定したiPad miniの「画面をロック」したり「画面を回転」したりできる。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが...。

以前書きました通り、自分はiPad miniをケースに入れてバイクにマウントしています(さらに日除けカバーも装着)。

当然ながら、電源ボタンやボリュームボタンを押すことはできません。
ですが、コンビニで買い物など、少しバイクを離れる際に電源ボタンを押して画面ロックしたいシチュエーションはあるものです。
1つはiPadのバッテリー維持のため。ナビの実行中は何分経っても画面はロックされないのです。
もう一つは盗難防止(画面が消えているとiPadだと見分けにくい)、もしもの時のパスコードロックのため。

今までは、面倒でも日除けを取って、カバーからiPadを取り出して...と手間がかかっていました。

実は、タッチ操作で画面をロックすることができるのです。特別なアプリをダウンロードする必要はありません。


「設定」⇒「一般」⇒「アクセシビリティ」⇒「AssistiveTouch」をONに。これだけです。
ユニバーサルデザインというやつですね。

この設定をすると、ホーム画面に薄い白黒のアイコンが現れます(アイコン位置はタッチして動かすことができます)。


このアイコンをタッチすると...
「デバイス」や「ホーム」、「コントロールセンター」など、6つのメニューが出てきます。


ここで「デバイス」を押すと...
「画面をロック」や「画面を回転」「画面の向きをロック」など、通常タッチ操作だけではできないメニューが出てきます。

2.Wi-Fi位置情報は、以前より精度アップしている? 


数年前までは、殆ど当てにならない感のあったWi-Fi位置情報ですが、最近は少しマシになっているような気がします。

どうやらアップルは皆さんが持っているiPhone、iPadからデータを収集し、位置情報データベースの改善を行っている様子。

 アップルのサイトにある『iOS 8 を搭載する iPhone、iPad、および iPod touch のプライバシーと位置情報サービスについて』というページによると...

『iOS デバイスは GPS の位置情報と走行速度の情報を暗号化された匿名形式で Apple に定期的に送信します。これは、Apple のクラウドソーシングの道路交通情報データベースの拡充に役立てられます。』 とのこと。

皆さんが「利用規約に同意した上で(読む人は少ないかもしれませんが...)」使用しているとは言え、位置情報が収集されているなんて少し恐ろしい気もしますが...。

ともかく、データベース改善の成果なのか外部GPS無しでも以前よりはマシな動きをするようになったと思います。


以前は、マップアプリを起動して電車に乗る⇒自分の位置が全く動かないまま30分位放置されることも...。今は、調子いい時は10数秒に一回位の頻度で自分の位置が動く感じです。

ただし、これは街ナカに限った話。田舎の方へ行くと頻繁に自分の位置が固まります。外部GPS無しでナビとして使うことはできません。

逆に、衛星を掴むGPSは屋外使用が前提ですが、Wi-Fi位置情報は屋内でも使えるという利点はあるでしょうね。将来性に期待したいところです。

 3.Wi-Fi位置情報は、アクセスポイントやモバイルルーターに接続していなくても更新される。

どこかで読んだのか単なる自分の勘違いなのか...

Wi-Fi位置情報を利用するためには、「常時」iOSデバイスがアクセスポイントやモバイルルーターに接続されている必要があると思い込んでいました。

先日、次のような実験をしたところ、車で移動中、位置情報は更新されました(街ナカですが)。
・iPad mini(Wifi)の「Wi-Fi」をONに。
・モバイルルーターの電源をOFFに。 iPad miniの「Wi-Fi」は「接続されていません」状態。


そうなの?そうなのね?
位置情報データベースをインターネット経由で検索して割り出しているはずなので、アクセスポイントやモバイルルーターへの接続は必須だと思っていました。

なので、モバイルルーターがインターネットに接続できないような山奥に入るとすぐに全く役に立たなくなるものだと思っていました。

4.外部GPS+iPad mini(Wi-Fi)ナビユーザーはiOS8.3にアップデートしてはイケナイ。

これは先日記載させていただいたことなので、詳細はこちらを御覧ください

5.外部GPS+iPad mini(Wi-Fi)ナビは「慣れが必要」。

逆に言えば、慣れれば普通のナビとして使えます。どんな風に慣れる必要があるかというと...

①突然、自車位置がワープすることがある。

「しばらく道なりです」と言っていたはずなのに、突然「まもなく右方向です」「まもなく左方向です」など狂ったようにデタラメを連呼することがあります。よく見ると、今いる道ではなく一本ズレた路地から交差点へ向かう様な指示が出ています。自車位置がワープしてしまった状態ですね。

経験上、1日のツーリング中に1回程度の頻度。田舎道を走っている時に発生。感覚としては、併用しているWi-Fi位置情報が割り込んで邪魔をしている気がします。田舎道でインターネットにつながったり切れたりした瞬間や、回線がWiMAXからLTEに切り替わったタイミングで発生しやすいのではないかと思っています。

対処方法は「慣れ」です。ナビ音声だけでなく、若干俯瞰した地図を表示して時々確認していれば、「あー、始まったな」と無視すればOK。気にせず走っていると自然と本来の自車位置に戻ります。

②動き出す前は、外部GPSとiPad miniがきちんとBluetooth接続されているか気にすべし。

iPad miniと外部GPSをどこにセットしているかにもよるのですが...。
コンビニ等でバイクを離れる時たまにあるのが、「iPad miniは車載したまま」「外部GPSはポケットに入れて自分と移動」といったシチュエーション。

2つのデバイスの距離が離れると、Bluetoothは切断されてしまいます。通常は、戻ってきた際に自動再接続されるのですが、そうならない場合もあります。

走り始めて「あれ、ナビの動きおかしい!自車位置の移動が遅い、固まる!」と気づいても時既に遅し。一旦停止して接続を確認する羽目になる位なら、走り始める前に「すこ~し」気にしてみましょう。

③実際の交差点までの距離とナビ上の距離のズレ感覚に慣れましょう。

これは、どのナビでもそうですね。交差点ギリギリになって「え?これ?次?」とならないように。

④スマホ対応グローブでイライラ?グローブ付け外しでモタモタ?

...する前に、100円ショップのタッチペンが無敵かもしれません。高価なものは不要です。落下防止のため、バネ式ストラップ等でペットボトルホルダーなどに固定しておきましょう。


6.Siriは、インターネットに接続していないということを聞いてくれない。

読んで字のごとくです。インターネット接続できないような山奥に入ると、Siriは言っていることが理解できないようです。

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